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2007/04/13(Fri)
123 名前: 名前は誰も知らない 投稿日: 2006/09/03(日)
俺は高校の時、いつも授業以外の時間は小説とか読んで過ごしてた。
まぁそれくらいしかやる事がなかっただけだけどね。
ある日、体育が終わって教室に帰ってきていつものように自分の机に座った。
みんなこっちを見ている、
女子達も
え?
みたいな顔でこっちを見ている。
なんでかって、机の上に無惨に切り裂かれた小説が置いてあったから。
それ見た瞬間に黙って切れ端とかを涙流しながら掃除してた。
俺は友達がいない、
お母さんもそれ気づいてるのか分からないけど
俺が小説好きだからって月に1冊は買ってプレゼントしてくれるんだ。
いつも読み終わった後、感想とか聞いてくれるんだよね、
俺の好きそうな小説を探す為なのは言うまでもなく分かる。
俺はお母さんが探してきてくれた小説が大好きだった。
切り裂かれた小説を掃除しながら涙が止まらなかった。
ごめんねお母さん
俺が嫌われてるから、
せっかく買ってきてくれた
小説だめになっちゃった。
お母さんごめん。
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