19 : ◆CnIkSHJTGA (福岡県):2008/09/11(木) 22:36:57.13 ID:2vB1iaD40
(´・ω・`)「どうして暗殺者なんかになろうと思ったんです? そんなに若くて綺麗なら、もっといろんな道を選べたはずだ」
彼女の横顔が少しだけ険しくなった。
何か触れてはいけないものに触れてしまったのだろうか。
川 ゚ -゚)「私は若くて綺麗だからこそ、暗殺者の道を選んだのです」
返ってきた答えは、それだけ聞くと訳のわからないものだった。
(´・ω・`)「どういうことですか?」
川 ゚ -゚)「女性スナイパーというとどういうものを想像しますか?」
僕は頭の中で思い描いたことを言った。
黒髪で長髪。獲物を睨みつけるクールな眼差し。
全身は黒一色で、スタイルは良く、とここまで言った時彼女に見事当てはまっていることに気がついた。
川 ゚ -゚)「やはりそういうイメージでしょう。私は自分の姿を鏡で見ている内に、スナイパーになるしかないと思い立ったのです」
僕は「なるほど!」と感心していた。
そう考えれば彼女の容姿はスナイパーという職業以外考えられない。
21 : ◆CnIkSHJTGA (福岡県):2008/09/11(木) 22:39:41.06 ID:2vB1iaD40
まさしくスナイパーになる為に生まれてきたと言っても過言では無いだろう。
僕は何という愚問を彼女に投げかけてしまったのだろうか。
川 ゚ -゚)「そろそろいいでしょうか?」
(´・ω・`)「あ、すいません」
雑談は楽しかったが、仕事の邪魔をしてしまっては悪いだろう。
僕は彼女と少し離れようと、足を踏み出した。
川 ゚ -゚)「今度は私が質問する番です」
ところが彼女の方も楽しんでいた節があるらしい。
よくよく見ると両足を交互にぱたぱたさせて、スナイプというよりベッドの上で雑誌を読んでいる女の子みたいな動きをしている。
(´・ω・`)「質問ですか」
川 ゚ -゚)「貴方だけが質問して私だけが答えるというのは、少し不平ではないでしょうか。RPGの雑魚敵だって自分の攻撃が終わったら素直に攻撃を受ける側に回ります。例え見知らぬ自殺者とスナイパーだろうと、会話のキャッチボールは守らなくてはなりません」
確かにそれはそうだ。僕はRPGの雑魚敵以下のマナーの持ち主だったということか。
彼女から離れるのはやめて、反省しつつ彼女の言葉を待った。
23 : ◆CnIkSHJTGA (福岡県):2008/09/11(木) 22:42:03.69 ID:2vB1iaD40
―3―
川 ゚ -゚)「私の名前はクー。貴方の名前は?」
そういえば名前を聞いていなかった。
暗殺者だからという事で無意識の内に遠慮していたのだろう。
しかしこうやって自分から話してくれるのだからこのスナイパーは優しい。
(´・ω・`)「僕はショボンです」
川 ゚ -゚)「年は?」
(´・ω・`)「29歳」
川 ゚ -゚)「職業は?」
僕は言葉に詰まった。
僕の職業はあまり胸を張って言えるものでは無いからだ。
川 ゚ -゚)「答えて下さい」
クーは無情にも答えを迫る。
ここで黙りこんでしまっては、今時の言葉でいうKYなのだろう。
KYというのは空気、読めてないの略で、若者言葉の一つである。
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(神奈川県):2008/09/11(木) 22:42:32.85 ID:knsmcsON0
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